プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2018」10月9日の1回戦が行われ、渋谷ABEMASの白鳥翔(連盟)が自身2度目となるトップを取り、チームに勢いをつけた。白鳥はこれで3戦目だったが、いまだ振り込みゼロ。攻守のバランスが冴え渡り、トレードマークの金髪をさらに輝かせた。
自由に空を舞い、静かに水面に舞い降りる。その名の通り、白鳥が自由自在に卓上で舞い続けた。3着目だった東3局2本場。前原からリーチ、茅森も満貫確定の七対子テンパイが入る中をすり抜け、ダブ東・ドラの5800点(+600点、供託2000点)のアガリ。続けて同3本場でリーチ・ドラ2の7700点(+900点)を出アガリし、一気に突き抜けた。その後も確実にアガり、計7回のアガリで点棒は5万1000点。「ツイているなと思います。大きな舞台で集中して打てているし、結果もついてきていて、すごくうれしいです」と笑顔で振り返る完勝だった。