日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第6節(最終節)C卓が10月10日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、美波智子が卓内トップを取り、リーグ残留を濃厚にした。
 暫定で20人中18位と、下位4人の降級圏内にいた美波は、半荘4回戦のうち2回戦でこの日初トップ。残留にはもう1回トップが欲しいところ、終盤に効果的なアガリを見せ、トップをもぎ取った。これで順位は暫定で15位に浮上。美波より順位が低い選手で対局を残しているのは、118.9ポイント差をつけている蒼井ゆりかだけで、美波のリーグ残留が濃厚になった。「暫定ですが、降級圏内を脱出できてホッとしています。来期こそはプレーオフに進めるように頑張ります」と、安堵の表情を浮かべていた。