藤井聡太七段、最年少で新人王戦V わずか2年で若手棋戦を“卒業”一般棋戦優勝は2度目 藤井聡太 2019/10/24 22:17 拡大する 将棋の藤井聡太七段(16)が10月17日、若手棋戦の1つである新人王戦の決勝三番勝負第2局で、出口若武三段(23)を105手で下した。三番勝負を2連勝し、2度目の出場となった新人王戦を、最年少の16歳2カ月で初優勝を飾った。藤井七段の一般棋戦優勝は、今年2月に行われた全棋士参加の朝日杯将棋オープン戦以来、2度目。 第1局で快勝していた藤井七段は、序盤からお互い早い指し手で進行する中、中盤でじっくり時間を使って戦局を見極めると、終盤に向けて確実にリードを広げた。対局後には新人王に輝いたことについて「これを機にますます頑張りたいと思います」と語った。藤井七段の今期の成績は、28局で23勝5敗、勝率.821。通算では111局で94勝17敗、勝率.847。 続きを読む