日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第8節B卓が10月23日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、荒正義がリーグ残留に向けて、卓内トップをもぎ取った。
 前節終了時で、リーグ16人中最下位と苦しい戦いが続いていた荒は、下位4人の降級圏内から脱出しようと奮闘。1回戦から競り合いを制してトップを取ると2、3回戦では2着。最終4回戦ではラスを引いたが、+26.4の卓内トップで逆転での残留に一歩前進した。トータルでは▲180.4と、残留までには100ポイント近く稼ぎたいところだが、対局後には「残り3節、50ポイントずつ勝って残留したい」と意気込んでいた。