日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第35期鳳凰戦A1リーグの第11節A卓が10月29日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、瀬戸熊直樹が卓内トップを取り、リーグ残留に頭ひとつ抜け出した。
前節を終えて12人中10位と、A2へと降格となる下位2人にぎりぎりのラインに立たされていた瀬戸熊は、半荘4回戦の1回戦で3着スタートも、直後の2回戦で大トップ。さらに3回戦でもトップを取るなど、+35.2ポイントを稼いだ。
これで暫定順位は8位まで浮上。リーグは残り1節だが「最後まで全力を尽くして絶対に残留するように頑張ります」と気合を入れ直していた。
【試合結果】
1位 瀬戸熊直樹 +35.2
2位 HIRO柴田+30.9
3位 内川幸太郎 ▲12.1
4位 和久津晶 ▲54.0
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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