11月2日に行われたプロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ」の2回戦で、セガサミーフェニックスの近藤誠一(最高位戦)が役満・四暗刻の単騎待ちをテンパイし、ファンを第興奮させた。惜しくもアガリとはならなかったものの、待ち牌を決めて果敢にリーチを宣言した場面が「カッコよすぎる」とファンの心を震えさせた。
この日の1回戦では4着に沈んでいた近藤。巻き返しを誓って連投で臨んだ2回戦の東2局に、勝負手が入った。
配牌に暗刻が1つ、対子が2つ。この時点ではまだ四暗刻の気配はなかったものの、3巡目に3索をツモって3つ目の対子ができると、近藤は覚悟を決めてドラの三万を切った。すると闘志に呼応するかのように手が伸びると、5巡目に赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)からリーチが入ってもお構いなし。一直線に有効牌を引き入れていき、8巡目には両面待ちの三暗刻をテンパイした。