日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第35期鳳凰戦A1リーグの第11節B卓が11月5日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、勝又健志が卓内トップを取り、リーグ暫定2位に浮上した。上位3人が現鳳凰位の前原雄大との決定戦に進めるが、貴重なプラスで決定戦進出に一歩前進した。
暫定3位で今節を迎えた勝又は1回戦、3着目で迎えたオーラスで2着に上がりプラスポイントを稼ぐと、2回戦ではトップ。3回戦2着、4回戦3着とラスなしにまとめ、トータルポイントではHIRO柴田に次ぐ暫定2位に浮上した。これで長いリーグ戦も残すところあと1節。「最終節もちろんいい麻雀はお見せしたいが、勝つことだけを考えて準備してきます」と、決定戦進出へさらに気合を入れていた。
【試合結果】
1位 勝又健志 +30.0
2位 吉田直 +7.3
3位 沢崎誠 ▲12.7
4位 紺野真太郎 ▲24.6
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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