前原雄大、61歳。1981年に設立された日本プロ麻雀連盟の1期生であり、四半世紀を超えた2018年現在も同団体の最高峰タイトル・鳳凰位の座に君臨(第12、25、33、34期と4度目)。「雄大」の名付け親は、親交のある無頼派作家、伊集院静氏であり、その堂々たる存在感は、名は体を表すまさに生ける伝説である。
 竹書房から発売されている「麻雀プロMリーグ選手名鑑」には「自分以外で一番強いと思う雀士」という項目があるのだが、Mリーガー21人中8人が前原雄大の名を挙げている。ちなみに前原は「自分以外で一番強いと思う雀士」をKONAMI 麻雀格闘倶楽部に所属する佐々木寿人(連盟)と明記している。