“アニソン界の帝王”として知られる歌手の水木一郎が、1999年に開催した「24時間1000曲ライブ」の舞台裏を明かした。次なる24時間ライブのアイデアも披露して、次回開催に夢をふくらませた。
11月9日に生放送されたAbemaTV「声優と夜あそび」では、カラオケ企画が行われて、水木がゲスト出演した。水木は1999年、音楽番組の企画として「24時間1000曲ライブ」に挑戦した。ライブ会場にいたという声優・関智一(「ドラえもん」スネ夫役や「新世紀エヴァンゲリオン」鈴原トウジ役など)が「点滴打ちながら歌っていましたよね」と振り返ると、水木は、「それは番組上。俺は平気だったの」と明かした。
水木は、「19年ぶりに言っちゃうけど、平気だったのよ。早く歌いたくて休憩で1時間とるのが嫌だったんだけど、点滴打って、『ハーハー』って……」と語り、実際は点滴を打つほど疲労していなかったことをぶっちゃけた。ライブ開催にあたり、「歌手生活がダメになっても番組側は責任を取りません」という誓約書にもサインを書かされるほど過酷な企画だったが、最後まで低音を響かせることができたそう。「高音はだんだん枯れてきたんだけど、低音はずっと生きてたの。だから24時間保っちゃった」と回想した。
関が「今やったら200曲増えているから大変ですね」と水を向けると、水木は、「やんねぇよ」とあっさり返答して笑いを誘った。水木は、「(24時間1000曲ライブから)来年20周年だから何かやろうか考えているけどね」と語ったところでアイデアが降りてきたらしく、「声優さんも歌手も含めて、みんなで1000曲歌う。そういうのどう?」と提案。関たちも「いいですね!」と大盛り上がりだった。
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