1枚ツモって1枚切る。麻雀の基本動作となる「模打(モウター)」を、プロ達は通常、わずか数秒というスピードで繰り返していく。ただ究極の選択に迫られると、少考もしくは長考に入る場合もある。
 プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2018」10月25日2回戦の南4局、EX風林火山・勝又健志(連盟)がまさに究極の選択に迫られたシーンがあった。“麻雀IQ220”と称される超頭脳派プロが44秒間の長考で何を想定し、決断に至ったのか。その全思考を聞いた。