朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜とモンゴル出身の横綱が4代続き、白鵬は歴代最多優勝をはじめ大相撲の数々の記録を塗り替えた。モンゴル勢が角界を席巻して久しいが、彼らは大相撲の世界だけでなく、アマチュア相撲界でも猛威を振るっている。
 現在、十両で日大出身の水戸龍は史上初となる外国出身の同校相撲部主将となり、3年時にはアマチュア横綱、4年時には学生横綱に輝いた。さらに昨年のインターハイ個人戦は、アマルサナー(鳥取城北)対ビャンバスレン(日体大柏)というモンゴル出身同士の決勝戦となり、これを制したアマルサナーが史上初の外国出身高校横綱となった。