23日に行われた大相撲九州場所十三日目、小結の貴景勝(千賀ノ浦)は前頭十二枚目・碧山(春日野)を押し倒しで破って1敗を守り、優勝へまた一歩前進した。しかし万全だった取組の内容とは異なり、貴景勝の取組前の所作にファンが騒然、中には心配の声も上がる事態が起こった。
貴景勝といえば、取組前に土俵下に用意された座布団に座る仕草が注目を集めており、前屈みになってひざを曲げ、お尻から座布団に飛び乗る様子は、ファンの間では「ポヨン」などと呼ばれているほどだ。本人によると、この仕草はお尻の筋肉の柔軟性を確かめるもので、戦うための準備。つまり取組前のルーティンだという。