終盤までもつれ、大いに盛り上がった大相撲九州場所は25日、今場所から千賀ノ浦部屋所属となった小結・貴景勝(千賀ノ浦)の初優勝で幕を閉じた。22歳3カ月での初優勝は元横綱・若乃花(当時・若花田)に次ぐ史上6番目の年少記録。さらに殊勲、敢闘のダブル受賞が初の名誉に花を添えた。その注目度の高さは、千秋楽の視聴率22.6%(先場所の千秋楽は12.8%)にもあらわれている。そして今場所は、白熱した取組以外にも注目され、盛り上がりを見せる場面が目立った。それは力士の所作。ルーティンである。