大手米メディアによると、サムスンが10日の中国市場向けスマホ発表会で、人気ブランド“Supreme”との大型コラボを発表した。両社の幹部が出席する大々的な発表会となったが、Supremeは公式Instagramで「サムスンとのコラボはない。北京の旗艦店オープン、上海のランウェイショーもやらない」とコラボを否定。物議を醸している。
 実は、サムスンが組んだのはSupremeではなく「Supreme Italia」。このSupreme Italiaはイタリア国内でSupremeの商標を持っており、いわゆる本家Supremeのパクリだが、中国では合法的に販売されている。サムスン中国支部の幹部レオ・ラウ氏はWeiboで「本家Supremeは中国で販売不可。認められているSupreme Italiaと組んだ」(現在は削除)と述べていた。