東京オリンピックの聖火リレーについて、聖火リレー実行委員会は17日、移動元の聖火を消すと同時に移動先で点火させる「瞬間移動方式」の採用を検討していると明らかにした。
 15日間で都内62区市町村を回り、離島の9町村は空路や海路での輸送を想定している中、最大の課題が島しょ部への移動。空港がなく船しか移送手段がない父島までは、東京から約24時間を要する。国際オリンピック委員会によれば「同時に複数のトーチに火がついてはいけない」「聖火から『火種』をとることはOK」ということから、東京の聖火を消すと同時に島しょ部で点火する“瞬間移動”を検討しているという。