プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2018」12月20日の2回戦で、TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)がオーラスに役満・四暗刻をテンパイし、ファンを大いに沸かせた。2試合連続で箱ラスの憂き目に遭った18日の悪夢を振り払うかのような闘志みなぎる麻雀で、ファンの心を震わせる名局を生み出した。
 12月18日の試合前までは2位につけていたTEAM雷電。満を持して司令塔の瀬戸熊をフル出場させ、その地位をより盤石なものにするはずだった。しかし結果はまさかの2連続の箱ラス。-2万1400点で終了した2回戦の後、瀬戸熊は思わず手で顔を覆うような姿を見せていた。