最年少棋士・藤井聡太七段(16)がクリスマスの12月25日、大石直嗣七段(29)と棋聖戦二次予選で対局中だ。藤井七段は2年前の12月24日、加藤一二三九段(78)とのデビュー戦に勝利し、それから丸2年。通算成績では119局で101勝18敗、勝利.849と驚異的な数字を残している。自身で102勝目というクリスマスプレゼントを得ることはできるか。
一次予選を勝ち抜いた藤井七段は、この二次予選(6組)で2連勝すれば決勝トーナメントに進出が決まる。ただし、別ブロックからは久保利明王将と斎藤慎太郎王座の勝者が上がってくることもあり、二次予選ながら非常にハイレベルな組になっている。棋聖位は、8つあるタイトルのうち、唯一複数を保持している豊島将之二冠(王位・棋聖)。持ち時間は各3時間。