その抜群のスタイルから「役満ボディ」の異名がついたモデル・プロ雀士の岡田紗佳が、新たな仕事をスタートさせた。コラムを連載していた麻雀漫画誌「近代麻雀」での、漫画原作だ。漫画「ゴールデン桜」には「麻雀プロの仕事に関して、自分の体験を入れています」と、新たな仕事に意欲的だ。今年の岡田はどこを目指して進むのか。
2018年は多忙のまま「あっという間に終わっちゃいましたね」。モデルとして撮影はもちろん、その飾らない性格からバラエティ番組への出演も増えた。また、プロ雀士としても所属する日本プロ麻雀連盟の対局だけでなく、テレビ対局にも多数登場。ただでさせ二足のわらじであったところに、漫画原作という新たな挑戦を追加したのだから、さらに忙しくなるのは間違いない。「どの仕事も手を抜かずに一生懸命って感じですね」と気負いはなく、目の前の仕事を全力でこなしていく意気込みだ。
昨年は、プロ雀士として大きな場面に遭遇した。10月にプロ麻雀リーグ「Mリーグ」が開幕したからだ。8月に行われたドラフト会議の会場で、選手が指名される瞬間を目の当たりにし、開幕後はパブリックビューイング会場で、選手たちの激闘をファンたちと一緒に見守った。「Mリーグは、もし自分が出させてもらえるなら光栄だなと思うし、戦ってみたいと思うところもありますが、かなりプレシャーですよね」と、先輩達が苦悩する様子から、その心境も想像する。「個人で負けるだけなら受け入れられるでしょうけど、自分のせいでチームが負けちゃうとか、メンタルが大変ですよね」と、今はまだMリーガーとなる自分を具体的にイメージはしていない様子だった。
Mリーガー21人は、俳優でもある萩原聖人は別格として、その他20人の知名度は、これから徐々に上げていく必要がある。その点、各メディアでの露出という意味では、岡田の方が先を行っている。活動の幅をさらに広げた彼女が担う役割は、麻雀界全体を盛り上げるものであるようだ。【小松正明】
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