ネットショッピングを“疑似体験”できるサイトがSNSで話題になっている。
滋賀県の消費生活センターが作成した「ネットの罠体験ショップ」は、スマホの普及によるトラブル相談件数の増加を受けたもの。危険なネットショッピングを疑似体験することで、消費者センスを磨き被害の防止を図る「消費者力養成サイト」となっている。
実際にサイトを見てみると、ネット通販サイトを模したデザインに「健康食品特集」が組まれている。これらの商品を「カートに入れる」ことで、何が問題点なのかを教えてくれる仕組みだ。例えば「世界が認めたサプリ 初回100円」の場合は、「初回100円と表示されていますが、よく見ると4回の定期購入が条件となっています。2回目からは9800円です」と、小さな表示に気をつけるよう注意を促している。