日本将棋連盟による1月14日週の公式戦は、13日から続く王将戦七番勝負で、久保利明王将と渡辺明棋王が対局。昨年、竜王位を失った羽生善治九段は、16日の竜王戦1組ランキング戦で復冠へのスタートを切る。19日からは早指し戦、朝日杯将棋オープン戦の本戦が開幕。昨年、史上最年少での優勝を果たした藤井聡太七段は、過去に羽生九段だけが達成している連覇に向けて、1回戦で稲葉陽八段と対戦する。主な対局は以下のとおり。
1月13・14日(日・月曜日)
王将戦第1局 久保利明王将VS渡辺明棋王 (毎日新聞ニュースサイト・将棋プレミアム・携帯中継)
1月15日(火曜日)
竜王戦2組 佐藤天彦名人VS佐藤和俊六段 (携帯中継)
竜王戦6組 門倉啓太五段VS本田奎四段 (携帯中継)
叡王戦本戦 菅井竜也七段VS渡辺大夢五段 (ニコニコ生放送・携帯中継)
新人王戦 三枚堂達也六段VS山本博志四段 (携帯中継)
1月16日(水曜日)
竜王戦1組 羽生善治九段VS阿部健治郎七段 (携帯中継)
昨年12月に竜王位を失い、27年ぶりの無冠となった羽生九段が、再び将棋界最高峰のタイトルを目指す。1組は16人で構成され、トーナメントを実施。準決勝進出者の4人と、それまでに敗れた棋士による出場者決定戦を勝ち上がった1人、計5人が決勝トーナメントに出場する。決勝トーナメントは6組まである各組の成績上位者が出場する。(2組2人、3~6組1人)。対局の持ち時間は各5時間。この対局の勝者は丸山忠久九段と屋敷伸之九段の勝者と対戦する。
竜王戦2組 斎藤慎太郎王座VS橋本崇載八段 (携帯中継)
順位戦A級 阿久津主税八段VS糸谷哲郎八段 (携帯中継)
順位戦B級2組 中村太地七段VS飯島栄治七段 (携帯中継)
順位戦B級2組 藤井猛九段VS千田翔太六段 (携帯中継)
順位戦B級2組 阿部隆八段VS永瀬拓矢七段 (携帯中継)
ヒューリック杯清麗戦予選 竹部さゆり女流三段VS北尾まどか女流二段(携帯中継)
1月17日(木曜日)
順位戦C級2組 大橋貴洸四段VS神谷広志八段 (携帯中継)
順位戦C級2組 石田直裕五段VS池永天志四段 (携帯中継)
順位戦C級2組 牧野光則五段VS竹内雄悟五段 (携帯中継)
1月18日(金曜日)
叡王戦本戦 郷田真隆九段VS深浦康市九段 (ニコニコ生放送・携帯中継)
王位戦予選 谷川浩司九段VS都成竜馬五段 (携帯中継)
王座戦二次予選 三浦弘行九段VS野月浩貴八段 (携帯中継)
王座戦一次予選 佐藤秀司七段VS渡部愛女流王位 (携帯中継)
1月19日(土曜日)
竜王戦6組 土佐浩司八段VS横山大樹アマ (携帯中継)
竜王戦6組 長谷部浩平四段VS小山怜央アマ (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦本戦 久保利明王将VS屋敷伸之九段 (AbemaTV・朝日新聞デジタル・携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦本戦 行方尚史八段VS菅井竜也七段 (AbemaTV・朝日新聞デジタル・(携帯中継)
1月20日(日曜日)
叡王戦本戦 永瀬拓矢七段VS及川拓馬六段 (ニコニコ生放送・携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦本戦 佐藤天彦名人VS糸谷哲郎八段 (AbemaTV・朝日新聞デジタル・携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦本戦 稲葉陽八段VS藤井聡太七段 (AbemaTV・朝日新聞デジタル・携帯中継)
昨年2月に史上最年少での一般棋戦優勝を果たし、六段にも昇段した、藤井七段にとってもメモリアルが重なった同棋戦。前年優勝者として、今期は16人による本戦トーナメントから出場する。過去11回のうち複数回の優勝、連覇をしたのは羽生善治九段だけ(優勝5回、2013年から3連覇)。天才棋士が、第一人者に並ぶ連覇を達成できるか。持ち時間は各40分の早指し戦。勝者は午前10時から同時に行われる、佐藤天彦名人と糸谷哲郎八段の勝者と、午後2時から対戦する。
女流名人戦第1局 里見香奈女流四冠VS伊藤沙恵女流二段 (携帯中継)
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