Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2018」1月15日の1回戦に出場する4選手を発表した。+408.7と独走状態を築きつつあるEX風林火山は個人2位の滝沢和典(連盟)を起用。「動かざること山の如し」のとおりに、残り20戦となった状況で、がっちりと首位固めできるか。
首位と174.9ポイント差の2位につけている赤坂ドリブンズからは“Mリーマン”園田賢(最高位戦)が出場。3位のTEAM雷電には277.9ポイント差をつけているだけに、最低条件となる上位4チームのファイナルシリーズ進出に向けても、トップは目指しつつも、大きなラスを引くようなリスクは避けながらの戦い方にシフトチェンジも予想される。一方、とにかく大きなトップで上位に食い込みたいのが6位のU-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦)と、7位のセガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)。両チームとも、1日2試合の連続トップを取れば、まだまだファイナルシリーズ入りも見えるところだが、逆に連続ラスは残り試合を考えても絶対に避けたいところ。勝負どころで、どこまで腹を括って前に出るか、冷静に引くか。リーグ終盤ならではの打ち回しが見られそうだ。
【1月15日1回戦】※通算107回戦
赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)※個人1位 +284.0
EX風林火山・滝沢和典(連盟)※個人2位 +193.9
セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)※個人12位 ▲48.4
U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦)※個人7位 +52.2
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
【1月14日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +408.7(60/80)
2位 赤坂ドリブンズ +233.8(62/80)
3位 TEAM雷電 ▲44.1(60/80)
4位 渋谷ABEMAS ▲71.8(60/80)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲93.0(62/80)
6位 U-NEXT Pirates ▲183.2(60/80)
7位 セガサミーフェニックス▲250.4(60/80)
◆大和証券Mリーグ2018 7チームが各80試合を行い、上位4チームがファイナルシリーズに進出するリーグ戦。開幕は2018年10月で2019年3月に優勝チームが決定する。優勝賞金は5000万円。ルールは一発・裏ドラあり、赤あり(各種1枚ずつ)。また時間短縮のために、全自動卓による自動配牌が採用される。
(C)AbemaTV