1月16日、ついにその日が訪れた。大相撲初場所で初日から3連敗を喫していた横綱・稀勢の里(田子ノ浦)が、現役引退を決断。大相撲ファンのみならず、各界の著名人からもその引退を惜しむ声が続々と寄せられた。
引退の速報が入り、真っ先に反応したのは元横綱・朝青龍。現役時代から幾度となく土俵上でしのぎを削った好敵手の引退に、「寂しいな」と短いながらも想いの込もった言葉でTwitterに心境をつづっていた。
“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏は「稀勢の里ーー残念!」と題して自身のブログを更新。「予想されたものの 残念」「横綱って厳しいなぁと思います!」と率直な感想を述べていた。また広島が誇る200勝投手の北別府学氏は自身のブログに「ショックな引退」と題し、「毎回、本気でぶつかって行く彼の取り組みが好きでした。3連敗した時の表情は見ていて辛かったですね。引退で日本人横綱がまた居なくなることも寂しいですが、稀勢の里関に影響を受けて育つ関取も多いのではないでしょうか。本当にお疲れさんでした」と温かい言葉で稀勢の里の労をねぎらった。