<大相撲初場所>◇六日目◇18日◇東京・両国国技館
前頭五枚目・碧山(春日野)が、前頭七枚目・大栄翔(追手風)をはたき込みで下し、5勝1敗と好調をキープした。
立ち合いから突き放していた碧山は、粘る大栄翔に対して効果的ないなし、はたきも混ぜ、最後はたたきつけるようなはたき込みで土俵に這わせた。直後、碧山は両方の手を大きくバンザイする仕草を見せた。四日目、碧山は阿武咲との取組に勝ったと思われたが、髷に指が入っていたとして、物言いの末に反則負けとなっていただけに、この日は髷に触れていないことを伝えたかったようだ。
AbemaTVで解説を務めた立浪親方(元小結・旭豊)は「碧山は本当に大きいですね。大栄翔からしたら、こういう相撲を取られたらどうしようもない」と、懐に入れさせない碧山の取り口を評価していた。
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