頭と頭でぶつかることから、時としてぱっくりと額が割れることもある相撲の世界において、切り傷の治療には卵の薄皮を用いてきたようだ。1月18日にAbemaTVの相撲中継で解説を務めた立浪親方(元小結・旭豊)は、初日の取組で額を3ミリ切り、7針を縫うけがを負った勢(伊勢ノ海)について「卵の(殻の)薄皮が内側にあるじゃないですか。昔はあれを傷口に貼るのを、よくやっていました」と語った。

 今場所は勢だけでなk、佐田の海(境川)も取組中に頭部を切り、幕内で2人、大きな絆創膏を貼った力士が、土俵に上がり続けている。この様子に立浪親方は「(切り傷を)縫うと、また割れやすいって昔から言われましたね。卵の薄皮を貼るのは、稽古場でみんなよくやっていました」と明かした。これに対して、視聴者からはコメント欄に「初めて聞いた」「プロレスラーもやってたよ」などといった声が寄せられた。

 卵の殻についた薄皮は「卵殻膜」といい、コラーゲンやヒアルロン酸、グルコサミンなど、皮膚組織を修復する力があるとされ、傷跡も残りにくい民間療法として知られており、一部では「天然の絆創膏」とも呼ばれている。また、最近でも昨年11月にアルマード社が、卵殻膜による傷の治療について東京農工大学との研究論文が、アメリカの科学専門ジャーナルに掲載されることを発表している。

(C)AbemaTV


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