Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2018」1月21日の1回戦に出場する4選手を発表した。昨年10月から始まったリーグ戦も、残り試合は全体の20%。順位を見ながらの戦いになる中で、プラスポイントを持つ上位3チームの直接対決が行われる。
 首位を走るEX風林火山からは二階堂亜樹(連盟)が登場。チームで4着回避率のトップ3を独占しているが、先日の対局で二階堂は久々に手痛いラスを引いた。トップ、ラスで100ポイント差がひっくり返るだけに、2位赤坂ドリブンズ相手に、少なくとも着順で上回りたいところだ。逆にトップラスを決めたいのが、その赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)。先週は体調不良から、チームメイトの園田賢(最高位戦)が孤軍奮闘しただけに、今週は自分の力でどこまでチームを押し上げられるか。「雷電の麻雀はおもしろい」を合言葉に調子を上げてきたTEAM雷電からは、黒沢咲(連盟)が登場。華々しい麻雀で個人3位につけるだけに、首位攻防戦の中にどう割って入るか。この3チームの争いに加わるのが現在5位のU-NEXT Pirates。リーダー・小林剛(麻将連合)が、上位を苦しめながらトップを取れば、久々のファイナルシリーズ圏内(上位4位)への視野が開けてくる。