(ワニブックスより1600円+税で発売中)
 昭和から現在まで、一時代を築いたプロレスラーたちに「めし」をテーマにインタビューした「レスラーめし」(大坪ケムタ/ワニブックス)が面白い。
 昔からプロレスに「めし」と「酒」の話はつきもの。プロレスファンは「ガロン」という単位をレスラーが飲む酒の量の単位としてまず覚えるものだろう。小林邦昭といえば「新幹線の食堂車でメニューにあるものを全部食べた」という伝説であり、若手時代のちゃんこについては、どのレスラーも一つや二つのエピソードがあるもの。