上坂すみれは、ソ連及びロシアをこよなく愛する声優。「アイドルマスター シンデレラガールズ」アナスタシア役や「ガールズ&パンツァー」ノンナ役などロシア語を使うキャラクターを演じるほか、日露交流イベントに登壇もしている。上坂に日露交流への思いを聞いた。
 もともとサブカル好きでミリタリーにも関心があった上坂は、高校1年生のとき、たまたまソ連国歌を耳にしたことをきっかけに、ソ連やロシアに興味を持つようになった。ロシア語を学ぶため上智大学外国語学部ロシア語学科に進学して、ロシア語での演劇サークルにも所属した。自身のアーティスト活動の中で、ソ連やロシアを彷彿させるモチーフを使うことも珍しくない。いまやロシアのファンから「『カチューシャ』(『ガールズ&パンツァー』劇中で歌ったロシア民謡)の発音が上手だね」といった感想が届くこともあるそうで、上坂は、「私のロシアへの愛が本国に少しでも伝わっているんだな」としみじみ語る。