厚労省で不適切統計、踏襲を良しとする“官僚組織の体質”に問題も ABEMAヒルズ 2019/01/23 22:00 拡大する 厚生労働省の不正統計問題を調査していた第三者委員会が22日、中間報告を発表した。報告書では「職員が事実を知りながら漫然と過去の取り扱いを踏襲し是正しなかった」「組織としてのガバナンスが欠如している」と厚労省の体質を厳しく批判している。 ただ、第三者委員会が設置されたのは今月16日で、わずか6日で報告書を発表したことになる。また、会合を開いたのは2回だけで、統計調査の実務を担当した東京都への聞き取りもしていないということだ。焦点となっていた組織的な隠蔽については「真っ白と言い切っているわけではない。しかし、それを委員会として隠蔽する意図があったと認定するには無理がある」とした。 続きを読む