Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2018」1月25日の1回戦に出場する4選手を発表した。リーグ最下位だったセガサミーフェニックスが、前日24日に近藤誠一(最高位戦)の2連勝によって、一気にポイントを回復。上位4チームがファイナルシリーズ(FS)に進出するが、3~7位までが1回のトップラスでひっくり返るほどの106.4ポイント差にひしめく大混戦だ。
 チームとしては3連勝と、一気に息を吹き返したセガサミーフェニックスからは、茅森早香(最高位戦)が出場する。今年に入ってからは4戦ラスなし、直近ではトップも取った。流れに乗って一気にFS圏内に飛び込めるか。現在、FSの当落線上にいるのが渋谷ABEMAS。一時期はセガサミーフェニックス同様、下位に沈んだものの、リーダー多井隆晴(RMU)の活躍で再び4位にまで浮上した。多井は1回戦にも登場するが、最低でもFS圏内は守りたい。リーグ3位にいるのがKONAMI麻雀格闘倶楽部。FS圏外の5位、U-NEXT Piratesとの差は89.8ポイント。直接対決1回のトップラスで100ポイントは縮むだけに、エース佐々木寿人(連盟)がリーグ最多の31戦目でチームを安全圏へと導けるか。首位を快走するEX風林火山からは二階堂亜樹(連盟)が出場。昨年末から調子は上がっていないものの、11月5日以来となるトップを取れれば、チームの首位通過はさらに安泰になる。