<大相撲初場所>◇千秋楽◇27日◇東京・両国国技館
 前頭四枚目・琴奨菊(佐渡ヶ嶽)と前頭十四枚目・千代翔馬(九重)の一番で、行司の木村晃之助が、173キロの琴奨菊の“肉弾”を受け、あわやケガかという状況に見舞われた。
 琴奨菊が鋭い攻めで千代翔馬を攻め立てると、千代翔馬は寄り倒される寸前に、逆転を狙った投げ。勝敗は寄り倒しで琴奨菊が勝ったが、この投げで173キロの体が転がってきたところに、ちょうど晃之助が立っており、まさに“肉弾”を両足で受け止めるような格好になった。