将棋の藤井聡太七段(16)が2月16日、朝日杯将棋オープン戦決勝で渡辺明棋王(34)に128手で勝利し、羽生善治九段(48)以来史上2人目となる同棋戦の複数回優勝、連覇を達成した。また、一般棋戦の最年少連覇記録、16歳6カ月も樹立した。対戦した渡辺棋王は、永世竜王・棋王の資格も保持する超トップクラスの棋士。同棋戦では今期、本戦トーナメントで戦った全4戦を、不利とされる後手番ながら、快勝を続けて2年連続で頂点に立った。