将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(16)の師匠として知られる杉本昌隆(50)が、2月22日の対局で七段から八段に昇段した。師弟ともに七段で肩を並べていたところ、師匠が一歩早く昇段を決めた格好だ。今回昇段したのは「七段昇段後、公式戦190勝」という条件をクリアしたもの。では、弟子である藤井七段が、再び八段で並ぶ、さらには九段となって追い越すためには、どんなルートがあるだろうか。
 まずは八段の昇段規定は、以下のとおり。