平成三十年の大相撲九州場所では13勝2敗で幕内優勝を果たし、今年一月に行われた初場所で大関取りに挑むも、11勝4敗。技能賞を獲得したが、大関昇進は見送りとなった関脇の貴景勝(千賀ノ浦)。10日からエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館)で行われる大相撲三月場所を前に取材に応じ、自己最高位で臨んだ初場所の心境と三月場所への意気込みを語った。
「初めての関脇ということもあり、少し不安はありました。小結は前半戦に上位戦が組まれるが、関脇は終盤戦。今までと逆のパターンになることで、場所中の感覚が狂うのではという不安があった」