<大相撲大阪場所>◇中日◇17日◇エディオンアリーナ大阪
大相撲三月場所、中日の八日目に行われた前頭十枚目の松鳳山(二所ノ関)と前頭十五枚目・石浦(宮城野)の一番は、松鳳山が石浦を押し出して4勝目を挙げた。
立ち合いの瞬間、松鳳山が繰り出した右の鋭い張り手を間一髪で交わした石浦は、頭を下げて懐に飛び込むも、上から押さえつけられるように動きを封じられると一気に押し出された。
しかし次の瞬間、砂かぶり席でにこやかに観戦していた和服女性の表情が一変。土俵下に落下した石浦が目の前に飛んできたのだ。間一髪、体を右にかわした和服女性は隣の男性の肩にしがみつくようにして苦笑いを浮かべると、AbemaTVの視聴者からは「和服さん危なかった」とコメントが寄せられた。
またゲスト解説を務めていたボクシング世界チャンピオンの亀田和毅氏は、立ち合いについて「(松鳳山の)右フックが入りましたね」と話したが、VTRを見直すと、後頭部をかすめたことを確認して「あ、当たってないですね」と訂正していた。
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