3月27日に、今年度の最終対局となる竜王戦4組ランキング戦を勝利で終えた将棋の藤井聡太七段(16)。年度の成績を53局で45勝8敗(未放映のテレビ対局を含む)とし、勝率は歴代3位となる.849で、2年連続での勝率1位に輝いた。この日の藤井七段は、終盤まで大劣勢。持ち時間を使いきり、1手60秒以内で指し続けていたが、ここで対戦相手の中田宏樹八段(54)を惑わす一手を放った。これにより藤井七段は大逆転勝利。後々まで語り継がれそうな一手に、午後10時15分ごろから棋士や関係者、ファンがネット上で騒然となった。