きょう午前、平成に代わる新しい元号が「令和」に決定した。決定を受けた記者会見で安倍総理は「元号は皇室の長い伝統と、国家の安泰と国民の幸福への深い願いとともに1400年近くにわたる我が国の歴史を紡いできました。日本人の心情に溶け込み、日本国民の精神的な一体感を支えるものとなっています。この新しい元号も広く日本国民に受け入れられ、日本人の生活の中く深く根ざしていくことを願っています」とコメントした。
その一方、元号は不要だとする意見や、さらに存在そのものが「人間の尊厳にかかわる」として疑問を投げかける人たちもいる。そのひとつが、3月27日、「改元がアイデンティティを切断することを訴えたい。時間と自己の連続性が、日本では改元の度に切断される」として、東京地裁に元号制定の差し止め訴訟を起こしたのが、長野県の山根二郎弁護士らのグループだ。
1日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、山根弁護士とジャーナリストの有本香氏をスタジオに招き、元号の存在意義について議論する。
また、番組後半では、頻繁なまばたきや、身体の一部が突然動いてしまうチックの症状を抱える当事者を招き、誤解や偏見にともなう生きづらさを考える。
なお、今日から出演陣もリフレッシュ。引き続きアンカーを務める池澤あやかに加え、MCにカンニング竹山、レギュラーにドワンゴ社長の夏野剛氏と編集者の箕輪厚介氏、そして司会進行は今日から番組に着任する平石直之アナウンサーが登場する。
▶放送は今夜9時から生放送。
■Pick Up
・「ABEMA NEWSチャンネル」がアジアで評価された理由
・ネットニュース界で話題「ABEMA NEWSチャンネル」番組制作の裏側