日本将棋連盟は4月1日、2018年度の成績を元にした第46回将棋大賞の各賞受賞者を決定、同日に発表した。MVPにあたる最優秀棋士賞には、昨年度2つのタイトルを獲得し、名人への挑戦権も獲得した豊島将之二冠(28)が輝いた。豊島二冠は初選出。また、藤井聡太七段(16)は歴代3位となる勝率.849で勝率一位賞を受賞。また、新戦法や妙手を編み出した棋士に与えられる升田幸三賞の初受賞も決まった。藤井七段は、昨年度も数々の妙手を発揮。将棋ソフトによる予想にない手から勝利することでファンから「AI超え」と呼ばれることも多かった。