4月6日に『格闘代理戦争4thシーズン』(AbemaTV)の放送が開始された。
同番組は格闘技界の次世代スターを誕生させるべくスタートした格闘ドキュメンタリ番組で、第4弾となる今回は「K-1」のトップファイターたちが「監督」として参戦し、トライアウト、ドラフト会議を経て結成したチーム同士で激突することに。優勝チームには賞金総額300万円と、「K-1 WORLD GP」への出場が確約される。
番組ではトライアウトに先立ち武尊、久保優太、木村“フィリップ”ミノル、皇治、芦澤竜誠にインタビューを敢行。普段とは違う指導者として戦うことになる今回の戦いについて、それぞれに心境を聞いた。
チームのスローガンを尋ねると、木村は「やっぱり僕はライフスタイルを大事にしたいので『掴めHIP HOPドリーム』って感じですかね」と答え「イカした奴を作りたい」と、狂気を帯びた1撃必殺のハードパンチャー集団を目指す。
久保はこの質問にしばし逡巡したものの「久保ロジックで試合に勝つ」とテーマを掲げて「勝つためには相手を知る」をスローガンに。コンピューターならぬ“久保ピューター”を駆使して勝利を導きだすという。
武尊は内面を重視して「戦いは気持ち」とシンプルに回答。皇治は「モテるために命を掛けて戦う」がテーマだとして「チャラチャラするためには命を掛けて戦わなあかん」と、その真意を説明した。
最後の芦澤は「逃げない媚びない退かない」(正確には“退かぬ 媚びぬ 省みぬ”)と言い放った。シンプルかつ芦澤らしい言葉にスタッフが感銘を受けていると、芦澤は「聖帝サウザーの真似ですけどね」と漫画『北斗の拳』からの引用だと告白した。
本人はいたって本気で「プロ選手の誰にも媚びてない、だから俺って独りぼっちなんですよ。生き方が違うし仲良くなれない」と言い切り「1人でも関係ない」と“群れない”生きざまを強調した。
(C)AbemaTV