日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第36期鳳凰戦A1リーグの第1節B卓が4月8日に行われ、前鳳凰位でMリーグ・KONAMI麻雀格闘倶楽部でも活躍する前原雄大が、+79.0の快勝で絶好のスタートを切った。

2016年度以来、3期ぶりのリーグ戦登場となった前原は、4戦中3回トップ、残りも2着と連対率100%と、ほぼ完璧な内容。同じくMリーグのTEAM雷電に所属する瀬戸熊直樹との勝負にもなったが、大ベテランの貫禄を見せた。対局後には「相手がどうであれ、自分との戦いなので、今日も家に帰って見直します」と全く隙を見せなかった。
【試合結果】
1位 前原雄大 +79.0
2位 沢崎誠 +0.1
3位 紺野真太郎 ▲27.8
4位 瀬戸熊直樹 ▲51.3
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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