妊娠中のつわりで体調が悪い時期に、時短勤務を選ぶのか、勤務日数を減らすのか。その選択によって、出産後の給付金に大きな差が出る可能性がある。
歯科医院の受付として働く、20代の女性。去年9月に妊娠がわかり、ほどなくしてつわりが始まった。
「においだけでも気持ちが悪くなったり、お腹が空いたりすると吐き気もあった。午前中のみ(の勤務)を希望したいと伝えたら、快く受け入れてくれた」
負担を減らすために選んだ「時短勤務」という働き方。しかし、後に育児休業給付金をもらううえでは、最も損をする選択肢だという。