持ち時間5分、1手につき5秒が加算される超早指し戦「第2回AbemaTVトーナメント」の予選Aブロック、菅井竜也七段(27)と近藤誠也六段(22)の三番勝負が4月28日に放送され、近藤六段がタイトル経験者でもある菅井七段に2勝1敗で勝利、一位決定戦へと進出した。
 早指し早見えのタイトル経験者の猛攻を、受け将棋で勝率7割超えを誇る近藤六段が耐え、そして跳ね返した。第1局は、菅井七段の高速攻撃をまともに食らった。75手での敗戦。しかも持ち時間を3分44秒も残されての完敗だった。「終盤、接戦にならなくて申し訳ないです。相手のリズムがやっぱりいいというか、非常に決断がいい」と、圧倒されたことを認めた。