持ち時間5分、1手につき5秒が加算される超早指し戦「第2回AbemaTVトーナメント」の予選Aブロック、佐々木勇気七段(24)と近藤誠也六段(22)の一位決定戦(三番勝負)が4月28日に放送され、近藤六段が2勝0敗のストレート勝ちを収め、本戦出場一番乗りを決めた。
ともに2勝1敗のフルセットで1回戦を勝ち抜いてきたが、よりその勢いを持続して、一位決定戦に臨んでいたのは近藤六段の方だった。早々にペースを握ると「途中までは会心というか最高」と自画自賛するほどの進行に。持ち時間が少なくなるにつれ、佐々木七段の猛反撃に苦しんだものの、確実に振り切って124手で先勝した。