“絶対王者”陥落…東京女子プロレスで“劇的”王座移動 中島翔子、デビュー6年目でファン待望のシングル初戴冠 DDTプロレス白川未奈,山下実優,中島翔子 2019/10/24 14:14 拡大する (コーナー、エプロン、場外などあらゆる場を使いこなすのが中島のスタイル) 5月3日に開催された東京女子プロレスのビッグマッチ、後楽園ホール大会は劇的な王座移動で幕を閉じた。メインイベント、TOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権で王者・山下実優に挑んだのは中島翔子。3年4カ月ぶりの王座挑戦で、山下との対戦もそれ以来だ。前回の対戦は東京女子プロレス初の後楽園ホール大会だった。 山下は1期生で、中島は“1.5期”。卒業していく選手もいる中で、この2人と坂崎ユカが旗揚げメンバーとして団体を引っ張り、大きくしてきたという歴史がある。東京女子はDDTグループのブランドで、キャリアのある女子選手が作ったわけではないから、彼女たちは先輩=お手本がいないところで努力と創意工夫を重ねてきた。しかしいつの間にか「私は引っ張られる側になっていた」と中島は言う。山下は4月のアメリカ遠征で他団体のベルトを奪取。坂崎はケニー・オメガたちの新団体AEWの旗揚げ戦に出場する。 続きを読む 関連記事