持ち時間5分、1手につき5秒が加算される超早指し戦「第2回AbemaTVトーナメント」の予選Bブロックの二位決定トーナメントが5月19日に放送される。既に同ブロックからは糸谷哲郎八段(30)が1位で本戦トーナメント出場を決めている。二位決定トーナメントは、1回戦で中村太地七段(30)と佐々木大地五段(23)が対戦、勝者が本戦出場をかけて都成竜馬五段(29)と戦う。
AbemaTVが事前にアンケートを行った結果、ファン640人から回答が集まり、昨年度最多勝の新鋭・佐々木五段の二位通過を予想した人が最も多く、43%を占めた。以下、都成五段が32%、中村七段が25%だった。
◆AbemaTVトーナメント 将棋界で初めて7つのタイトルで永世称号の資格を得る「永世七冠」を達成した羽生善治九段の着想から生まれた、独自のルールで行われる超早指しによるトーナメント戦。持ち時間は各5分で、1手指すごとに5秒が加算される。羽生九段が趣味とするチェスの「フィッシャールール」がベースになっている。1回の顔合わせで先に2勝した方が勝ち上がる三番勝負。予選A~Cブロック(各4人)は、三番勝負を2回制した棋士2人が、本戦への出場権を手にする。本戦トーナメントは8人で行われ、前回優勝者の藤井聡太七段、タイトルホルダーとして渡辺明二冠がシードとなっている。
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