日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第2節D卓が5月21日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、Mリーグ・EX風林火山でも活躍する二階堂亜樹が、+64.8の好成績で卓内トップを取った。
1回戦を僅差の2着で終えた二階堂は、続く2回戦でも3着と苦戦気味。それでも3回戦でトップを取ると一気に上り調子に。最終4回戦では、なんと7万2500点を荒稼ぎする大トップに。一気にこれまでの負債を返済することに成功した。「なんとかプラスになれたので余裕を持って戦いたい。最近、試合をよく見ていて大ブレイクしたいと思っていた」と、大満足の一日となった。
【試合結果】
1位 二階堂亜樹 +64.8
2位 山田浩之 +39.8
3位 佐々木寿人 ▲43.1
4位 猿川真寿 ▲62.5
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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