持ち時間5分、1手につき5秒が加算される超早指し戦「第2回AbemaTVトーナメント」の予選Cブロックの一位決定トーナメントが5月26日に放送される。同ブロックには木村一基九段(45)、八代弥七段(25)、増田康宏六段(21)、伊藤沙恵女流三段(25)が出場。三番勝負を2度制した2人が本戦トーナメントに出場する。
AbemaTVが事前にアンケートを行った結果、ファン1252人から回答が集まり、今大会最年長の木村九段が1位で予選通過すると、44%が予想した。2番人気は増田六段の41%。八代七段は10%、紅一点の伊藤女流三段は5%だった。
◆AbemaTVトーナメント 将棋界で初めて7つのタイトルで永世称号の資格を得る「永世七冠」を達成した羽生善治九段の着想から生まれた、独自のルールで行われる超早指しによるトーナメント戦。持ち時間は各5分で、1手指すごとに5秒が加算される。羽生九段が趣味とするチェスの「フィッシャールール」がベースになっている。1回の顔合わせで先に2勝した方が勝ち上がる三番勝負。予選A~Cブロック(各4人)は、三番勝負を2回制した棋士2人が、本戦への出場権を手にする。本戦トーナメントは8人で行われ、前回優勝者の藤井聡太七段、タイトルホルダーとして渡辺明二冠がシードとなっている。
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