将棋の藤井聡太七段(16)が6月3日、王座戦挑戦者決定トーナメント1回戦で佐々木大地五段(24)と対局中。本局の勝者は、2回戦で羽生善治九段(48)と対戦することが決まっている。
藤井七段は5月31日に、竜王戦4組ランキング戦で菅井竜也七段(27)に千日手・指し直しの末、日をまたぐ深夜の熱戦に勝利。デビューからは初となる3期連続優勝・本戦出場を決めるなど、変わらずファンを魅了する対局を続けている。今回の相手、佐々木五段は昨年度の最多勝(46勝)の若手注目株で、最高勝率だった藤井七段(.849)とともに、次世代のエース候補だ。
過去、2人の対局は2度あり1勝1敗の五分。藤井七段が勝利し、羽生九段との対戦が決まれば、2018年2月の朝日杯将棋オープン戦準決勝でぶつかって以来、2度目の超注目カードが実現する。
本局の持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は佐々木五段。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
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