将棋の棋聖戦五番勝負第1局が6月4日、兵庫県洲本市の「ホテルニューアワジ」で午前9時から行われている。名人位・王位も保持する豊島将之棋聖(29)と、棋王位・王将位を持つ渡辺明二冠(35)という、“計五冠”による将棋界の頂上決戦だ。
昨年度、棋聖位で初タイトルを獲得してから、一気に三冠まで駆け上がった豊島棋聖は、現在公式戦で7連勝中。対する渡辺二冠も同10連勝中と、複数のタイトルを持つ者同士が、絶好調の状態でぶつかり合っている。過去の対戦成績では渡辺二冠が12勝5敗と、大きくリードしている。
棋聖戦五番勝負の持ち時間は各4時間で、第1局は振り駒の結果、先手は渡辺二冠に。以降、第2局は豊島棋聖、第3局は渡辺二冠と先手・後手が交互で入れ替わる。正午からの昼食休憩までの残り持ち時間は、豊島棋聖が3時間5分(消費55分)、渡辺二冠は2時間21分(同1時間39分)。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
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