日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第3節B卓が6月4日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、山田浩之とMリーグ・セガサミーフェニックスでプレーする魚谷侑未が、+48.0の同点で卓内トップとなった。
第1、2節の計8半荘で全て連対していた山田は、この日の3戦目で今期初めて連対を逃すも、その他の3戦は連対。魚谷と同じく12半荘で11連対という好調ぶりで、この日のポイントも並んだまま対局を終えた。「昨年のことを考えると、貯金はいくらあっても十分ということはないので、勝てるときにしっかりスコアを伸ばす麻雀を打ちたいです」とさらなる上積みへ、どん欲だった。
【試合結果】
1位 山田浩之 +48.0
1位 魚谷侑未 +48.0
3位 内川幸太郎 ▲38.0
4位 客野直 ▲58.0
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)AbemaTV