「私に出来ることって限られていて、そんなに選択肢も多くない。思うままに打つだけ」と語るのは、サバイバルマッチで首位通過を決めた仲田加南(連盟)だ。
 “麻雀ラリアット”という異名通りの豪腕で、RTD歴代王者である多井隆晴(RMU)と平賀聡彦(最高位戦)をねじ伏せ、満を持してグループDに登場する。
 サバイバルマッチ全4回戦中、リーチをかけたのはわずか3回だった。「ルールによってもシステムによっても打ち方は変えられないので、リーチで蓋をしないことによるメリットを追いたい。器用じゃないので」と本戦でも自分のスタイルを変えるつもりはない。「たとえどんなルールでも、アガったら加点されるし、放銃しなきゃいい。それは一緒なので、とにかく全員の点棒をかき集めるぐらいの気持ち」とすでに戦闘モード全開だ。